社会福祉法人鶯園

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靴下ハギレで

神南備園

以前ニット帽を編んでくださった視覚障害のYさんから、「伴走用のロープが作りたいんじゃけど…」と相談を受けました。

「市販のロープを買えばそれまでなんじゃけど味気ないがな」と言われるYさんの「作ってみたい」気持ちに何とか答えられないものかな。と考えていました。柔らかくて持ちやすくて丈夫なもの…

思いついたのは、以前いただいていたけどうちに眠っていた“靴下ハギレ”を使うのはどうかな。

靴下の生地だから柔らかいし、持ちやすい、編んでいくと丈夫になっていくし、「うん、これにしよう」とYさんも乗り気でさっそく編み方を伝え作って下さいました。

この暑い時期、視覚障害の方の同行援助の時にヘルパーさんとYさんので輪っかを持って移動するとのこと。出来上がってとてもよろこばれていました。

今回の靴下ハギレは、靴下の縫製作業をする時に生まれる輪っか状になったカラフルなハギレのことだそうです。

この輪っかを組み合わせて編んでいくと、マットや座布団が作れるとのこと。

「次回は座布団作ってみたいなぁ」Yさんのチャレンジにこちらもワクワクです。

 

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